やりがいは「未知への挑戦」
世界で8人しかできない仕事の
誇らしさ
Will経営
2011年 新卒入社
経済系専攻
ディスコには独自の管理会計制度で用いられるWillという社内通貨があり、業務や社内サービス、場所や備品など、あらゆるものの価値が見える化されており、社員全員がその収支を念頭に仕事をしています。ちなみに私はこのインタビューを10万Willで引き受けました。この管理会計に関連する制度をデザインしたり、社員が手軽に制度を使えるインフラを整えたりするのが私の仕事です。
仕事のやりがいは、一言で言えば「未知への挑戦」です。Willは独自の制度であり、今後ディスコの経営がどのような道をたどることになるかは誰も分からないので、まるで壮大な実験をしているようでワクワクします。また、経営者の近くで働けることもこの仕事の醍醐味です。大変なこともありますが刺激を受けることも多く、貴重な経験ができていると感じています。Will経営推進室は8人の小さな部署ですが、世界で8人しかできない仕事をしているんだと思うとちょっと誇らしく思えます。
一般的に「仕事の対価は?」と聞かれたら、給料や成長といった答えが出てきがちですが、私は仕事そのものも対価になり得ると考えています。よい仕事をすると、依頼者との間に信頼関係が生まれ、次もまた仕事を任せてもらえるようになります。それを繰り返すことで、結果的にやりがいのある大きな仕事も任せてもらえるようになるのです。
このように、よい仕事をする→信頼を得る→もっとよい仕事がくるという好循環を回していくことが、私にとっての「働く」ということです。ディスコにはWillがあるので、自分の意志で仕事を選ぶことができる一方で、依頼する側も仕事を頼む相手を自由に選択できます。実は自由な制度こそ信頼がとても大切なのです。
意外な効果と言われると難しいですが、先輩に仕事を頼みやすくなったことでしょうか。他部署の先輩に対して、若手のうちはなかなか仕事が頼みにくいものです。でもその人に頼むしかないという時、「この仕事、○○Willでお願いします!」と言えるので、断然依頼がしやすくなるんですよね。
あとディスコには賞賛を大切にする文化があり、よい仕事をした人に対して称えるメッセージと共にWillを進呈するツールも用意されています。私ももらうことがありますが、これが結構嬉しいものなんです。一緒に仕事をする同僚や他部署の人から評価されるというのは、モチベーションに繋がります。こうやってWillを介して社内のコミュニケーションが活発になったことは、意外な効果じゃないかなと思います。
最も大変で、なおかつ最も大切なことが、制度を成り立たせるための土壌作りだと思います。Willは社員一人ひとりに仕事の自由を与え、個人の裁量権を大きくすることができる制度です。でもただ自由を与えてしまうだけだと会社にとって望ましくない方向に向かってしまうかもしれないので、目指す方向をきちんと示して社員が同じ方向を向きながら仕事をすることが、制度の運営上で大事になります。また短期的な収支だけを気にすると、長期目線で考えることができなくなります。そのため、長期目線で物事を判断する大切さを社員全員が理解する必要があります。このような社員の意識を醸成するための土壌作りは長い時間を要するため大変であり、同時に最も大切なことでもあると考えています。
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