K.G.
L.A.
Y.P.
ー 業務内容を教えてもらえますか?
主に翻訳、通訳、ネイティブチェックなどを行っています。以前は「翻訳チーム」という名称だったのですが、翻訳業務に限らず多岐にわたる業務をスコープにしたいという想いから、2020年にチーム名を「Translation and Beyond」(TBチーム)としました。ですので、翻訳、通訳、ネイティブチェックなどに限らず、言語のプロフェッショナルとして関わることができる領域は幅広く業務内容としています。
例えば、私は今日これからディスコエンジニアとお客様を繋ぐためにアメリカへ出張に行くのですが、お客様の元まで出張して業務にあたるのは、他社の翻訳担当だと割と珍しいかもしれません。
社員に対して英語レッスンは以前から実施していたのですが、最近新しく、ディスコグローバル拠点のローカル社員に講師を務めてもらうという取り組みをはじめました。本社の社員が海外出張に行ったときに知り合いがいると心強いと思うので、こういった取り組みを通じて人間関係の輪が広がっていけばいいなと思います。
ー なぜ外注をしないのですか?
私たちが自分たちの製品を最も知っているからですかね。それに加えて、ディスコの文化を知っているからこそ、伝えられるニュアンスもあると思っています。
翻訳をアウトソースすると、どうしても細かいニュアンスを伝えるのは難しいです。翻訳を内製する大きな理由の1つはまさにここで、社内にいる技術者と直接会話して、ニュアンスまで含めて翻訳をすることができることだと思います。他はどうですか?
そうですね、依頼されたものだけではなく、自発的に「ここも翻訳する必要がありそう」と能動的に行動することも出来ますよね。アウトソースでは出来ない、付加価値を生むことができるのもポイントだと思います。
ー 翻訳において、事実だけではなく、意味や背景が重要なんですね?
ディスコには、DISCO VALUESや、Will、PIMといったユニークな制度や文化があります。こういったものを理解しているからこそ、伝えることが出来るニュアンスも多いんです。
例えば、ディスコには「何事も徹底する」という文化があるのですが、単語としての「徹底」ではなく、文化としての「徹底」と捉えているので、あえて「TETTEI」と記載したりします(笑)こういうのは、やはりディスコ社員じゃないと分からないな~って思います。
ー 本社で決定した内容を翻訳し、海外拠点のメンバーに伝える際には、何を意識していますか?
国が違えば、育ってきた文化や言葉、何もかも違うからこそ、そのままの翻訳では100%伝えることができないんです。だからこそ、注釈を入れるべきか検討したり、そのままの内容で伝わらない場合文章を付け加えたりすることもあります。海外拠点にはベテランも新人もいますので、「誰が見ても理解出来るか」は常に意識しています。方針を一刻も早く、各拠点に伝えられるように、スピード感もかなり重視していますね。
固い内容だけでなく、本社のトレンドも発信していたりします(笑)
ー どんな部署のどんな人たちと仕事をすることが多いですか?
いろんな部署から仕事の依頼を頂くことが多いので、全社員ですかね(笑)
人財部をはじめ様々な間接部門からも依頼がきます。あとは、社長と海外拠点長とのミーティングに通訳として参加することもあります。
海外拠点から工場へ製造支援に来ることもあるのですが、そういった外国籍の社員に対してのサポートも行っています。直近だと、工場でのランチミーティングをサポートしたこともありました。おもてなしですね(笑)
ー ちなみに、どういった形で仕事を受注しているんですか?
仕事依頼用のWebを内製していて、基本的にはそのシステムから依頼をうけています。
ー 仕事のWillはどう設定しているんですか?
定価ではなく、1つ1つの案件毎に金額は異なっています。
業務の量や、難易度、納期によっても違うので本当にバラバラですね。
ー 仕事のやりがいについて教えてください
一緒に働いている人が本当にいい人達で、そこがモチベーションにつながっているかもしれません。かなりチームワークを重視しているチームですね
みんな言語が大好きで、毎日勉強しています。だからこそ、この人たちと頑張りたいと思えます。
「いろいろな人と一緒に仕事ができる」ことがやりがいですかね。このインタビューの直前にも、新製品のネーミングについて相談させてくださいという依頼があったりもしました。そういった意味では、「まだ世の中にでていない、新製品や新技術にいち早く携われる」こともやりがいですね。すごく難しい仕事もありますけどね(笑)
あとは、自分たちの翻訳などの業務を通して、会社や社員の成長、成功に繋げることができるのもやりがいになっています。例えば、英語レッスンを受けてくれた社員から、「前よりも英語でしゃべれるようになりました!」という言葉をもらったりすると、すごく嬉しいです。
ー チームの雰囲気はどうですか?
よく他のチームからは、真面目っていわれますかね(笑)真面目に業務を行いながらも、チームの雰囲気はあたたかいと思います。もしかしたら、ファーストネームで呼び合っているのも影響しているかもしれません(笑)
言いたいことを言い合える関係になっていると思います。日本語と英語が混ざったコミュニケーションを取っているので、仕事を体験にきたAP大生からは、留学してるみたいと言われます(笑)集中力が必要な仕事なので、オンとオフを上手く切り替えながら仕事していますが、基本的にはAlways FUNでやってます。
メンバー同士で、DISCAを使っておいしいランチを食べるのが楽しみです。
一緒に社内のジムに行って、運動したこともあります!
ー TBチームの自慢は?
チームワークですかね。あとは、1人1人が積極的に働いてますし、推進力があることもうちの自慢ですね。だからこそ、私も頑張らなくちゃ、と切磋琢磨できる関係性もあります。
施策の企画から実行までのスピードも本当に速いですよね。
本当にそうですよね!何かを「やろう」と決めたらすぐに取り組み、最短で”DONE”という感じです。
仕事を決めるときも、「これ誰がやる?」で止まる時間は、ほとんどないですよね。「私、この仕事やります」「そしたら、私はこの仕事やっておきますね」といった感じで、ササッと決まる雰囲気も好きです。
自分に必要なスキルを、自発的にキャッチアップしようとしている点も良いところですよね。
TBチームで仕事をするようになり、いろいろなスキルを身につけることが出来ました。なかにはプライベートでも活きるスキルもあって、助かってます(笑)
ー どんな人に来て貰いたいですか?
チームワークを大事にしているので、そこにマッチしている方ですかね
あとは、本当にいろいろな人たちといろいろな仕事をするので、何事にも興味を持って取り組める方にきていただきたいです。
「言語が好きな人」というのも重要かなって思います。毎日が勉強、みたいな側面もあるので、好きじゃないとついていけないかもしれません(笑)
うちのチームがというよりも、ディスコとしても向上心がないと、つらくなっちゃうかなと思います。
翻訳の仕事は特にそうかもしれませんね。満足したらそこで終わり、なので。常に、「もっと上手く伝えるには」を考えています。
例えば、去年、携わった翻訳文章が今年更新された時には、更新された箇所だけではなく、全体を見直すようにしています。もっと良い文章が思いつけば、差し替えを依頼することもあります。まさに、「常に良くする」という感じですね。
ー 他に、求職者に知っておいて欲しい事などはありますか?
そうですね、うちのチームなのか、ディスコの特徴なのかは分かりませんが、割と会議が多いですね。なので、自ずと自分の意見を伝える回数が多くなると思います。自部署、他部署、海外拠点の社員など、コミュニケーションをとる頻度は多いですね。あと、休暇がとりやすいです(笑)
確かに!(笑)めちゃくちゃ取りやすいです!やるときはやる、休むときは休むでON/OFFがハッキリしてますね
誰かが休みを取るときに、「え?休むんだ~」じゃなく、「え!どこいくの?」みたいな雰囲気ですね(笑)
ー 海外拠点とミーティングをするときは、朝早く出社したりとかもありますか?
月に数回ありますね、特に、アメリカの拠点と会議をするときは、少し早く出社したりしますね。
ディスコはフレックスなので、早く来た日は、早く帰ったりしてます。
ー 入社した後に苦労したことは?
ユニークな会社なので、いろいろありました(笑)それは置いておいて、今の業務に関してだと、入社してすぐに翻訳やネイティブチェックの仕事をできたので、特段壁はなかったと思います。前職と異なって、チームプレイで働ける環境だったので、本当に楽しく働けています。
私も聞きたいくらいなんですけど、ネイティブチェッカーに必要な要素ってなんでしょうね?
「自分が知らない」ことを素直に認められる力だったり、常に疑問を持ち続けることが大事ですかね。
凄いそう思う!「ネイティブだから正しい」みたいな考えは捨てないとダメですね。翻訳する中で違和感を感じて、調べてみたら、全然違ったみたいなこともありますしね(笑)あとは、日本語力も大事ですね。日本語のニュアンスも理解した上で、英語に訳さないと、文字だけの翻訳で思いまでは伝わらないんです。
あと、読解力もすごく重要です。1つの文章でもいろいろな解釈の仕方があるので、何が正しいかを前後の文脈から読み取ることも重要なんです。
集中力も大事ですね!10枚の資料を翻訳するときに、最後の1ページの1単語でも誤った翻訳があると、、、大変です。(笑)
ー 最後に、みなさんのキャリアビジョンを教えてください
ディスコは、間違いなくグローバライズしていくと思います。個人的には、本社と海外拠点の差をなくしていきたいと思っています。どうしても、本社の情報が海外拠点に伝わり、理解されるまでには時間がかかってしまいますし、そこで本社と拠点で差が生まれてしまうんです。これを無くすことができれば、ALLディスコとして、スピード感をもって取り組めれば、今よりももっと凄い力がでると思っています。それを実現するための一助になれればいいなと思っています。
まったく同じことを言おうとしてました(笑)今やっている業務をさらに良い形にすることができれば、間違いなくその目標に近づくと感じています。
本社よりも強い拠点をつくりたい、育てたいという思いでやってます(笑)
私は転職活動をしていた時に、ディスコのWebサイトをみて、全てのページに英語版があったことに驚きました。それくらい、ディスコがグローバルプレゼンスに力を入れているということに感動したんですね。だからこそ、「この会社は、世界を舞台に活躍しているんだな」と、全ての人に感じてもらいたいですし、それに貢献したいと思っています。
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