半導体製造装置メーカー・株式会社ディスコ(本社:東京都大田区、社長:関家一馬)は、生産能力増強を目的に、長野事業所・茅野工場(長野県茅野市豊平)を新たに開設することを決定しました。これに伴い、今後約550名を順次新規採用していく予定です。
IoTや自動車、医療分野など半導体の活用領域は拡大を続けており、半導体製造装置も今後の需要拡大が見込まれています。そのため、当社においても製造設備の増強、人員増員が急務となっています。
現在、広島事業所・桑畑工場(広島県呉市)では製造棟の拡張工事をおこなっておりますが、これは主に精密加工ツール※1の需要拡大に対応するためであり、半導体製造装置の製造スペースは、将来的に手狭になる可能性があります。
また、弊社の製造拠点は広島県呉市の2工場(桑畑工場・呉工場)に集中しており、免震構造の建屋で製造するなどの対策を取っているとはいえ、BCM※2の観点では被災リスクの分散を図る必要性がありました。
これらの課題に対応するため、長野事業所・茅野工場の開設を決定いたしました。
※1 精密加工ツール:切削・研削・研磨加工をおこなうために装置に取り付ける、砥石製のブレード・ホイールなど消耗品
※2 BCM:Business Continuity Management/事業継続管理
※3 フロア面積より算出
プレスリリースについて
株式会社ディスコ 広報室