高度なKiru・Kezuru・Migaku技術を実現する、ディスコの精密加工装置や精密加工ツール、周辺装置などの製品関連情報を紹介します。
Kiru・Kezuru・Migaku加工に関する課題を解決するための技術ノウハウや、テストカット、加工サービス等のサポート情報を紹介します。
さまざまな状況に応じたサポート体制や、製品改善情報、トラブルシューティングなど、製品を安心してご使用いただくための情報を掲載しています。
ディスコの製品をより深く理解して使いこなしていただくため、各種装置のオペレーション講習やメンテナンス講習を実施しています。
薄仕上げ研削
近年、携帯電話などのデジタル・モバイル機器に使用されるSiP(System in Package)などの普及に伴い、100 µm以下のウェーハ厚さを歩留まりよく実現する薄仕上げ研削技術が注目されています。ディスコではさまざまな装置・砥石・研削条件の組み合わせの中から、お客さまに合った最適な条件をご提案しております。 ここではディスコの最新の薄仕上げ研削技術をご紹介します。
TAIKO®プロセス
「TAIKOプロセス」とは、従来のバックグラインディングとは異なり、ウェーハを研削する際、ウェーハ最外周のエッジ部分(約3 mm程度)を残し、その内周のみを研削して薄化する技術です。この技術の導入により、薄ウェーハの搬送リスク低減や反りの低減などが実現します。
SiCデバイスウェーハの研削
SiCウェーハ(silicon carbide、窒化ケイ素)は高耐圧、低電力損失の半導体材料として、パワーデバイスに用いられています。 SiCパワーデバイスは一般的に縦型のデバイス構造を有しており、ウェーハ薄化により基板抵抗が下がることでエネルギー変換効率が向上します。 しかし、SiCはSiと比べて硬度が高い難削材として知られており、薄化には専用のアプリケーションおよびホイールが必要です。
テストカットサポート
お客様の目的を達成することができるかどうかをご確認いただけるよう、アプリケーションラボにて無償でテストカットを行っています。
有償加工サービス
開発時におけるサンプル・試作品の製作、または少量生産の対応などに有効です。専任のエンジニアがご希望の納期と適正なコストで対応いたします。