昨今、経済情勢や地球環境、科学技術など、企業を取り巻く状況の変化に伴い、企業に求められる事業活動の内容や質、社会的な責任も日々変化しています。ディスコグループでは、1997年に企業のあるべき姿を普遍的に定義した「DISCO VALUES」という企業理念を定めました。
このDISCO VALUESには目標とする企業像(Target)として「企業活動すべてを一級のものとし、わたしたちの存在が社会・ステークホルダーから歓迎されるようになる」と明記しています。これには、国際的標準となるような技術・サービスを提供する企業として、社会の変化に柔軟に適応し、事業活動だけでなく、環境や社会に対する取り組みなども含めたあらゆる企業活動を、それにふさわしいレベルに高めていきたいというサステナビリティに対する当社グループの思いが込められています。さらに、「ディスコの経営はステークホルダーオリエンテッドである」と定め、ステークホルダーを重視した企業活動を継続してまいりました。このように普遍性を追求したDISCO VALUESは今日の企業に対する社会からの要請にも十分応えられるものとなっております。そして、このDISCO VALUESの実効性を確かなものとするために10年毎にDISCO VISIONをマイルストーンとして制定しトラッキングを行っております。現在はDISCO VISION 2030として2030年度末までに実現すべき事業課題や重要課題を定義しております。
これからも、全ての企業活動において、このDISCO VALUESを実践することによって、当社グループの持続的な成長と中長期的な企業価値の向上、持続可能な社会の実現に貢献するとともに、すべての企業活動を一級とすることを目指し、進化していきたいと考えています。今後ともご支援・ご協力のほど、よろしくお願い致します。
代表執行役社長
関家 一馬