安全な職場への取り組み

「安全衛生が企業文化として定着し事故が起きない状態」を目指して2004年度より事故ゼロへの取り組みを開始しました。
具体的には、各職場の特性に応じた事故につながるリスクを低減する活動、交通事故ゼロ運動、安全教育、および防災活動に注力しています。

「すべての人が安心して働ける職場」とするために、当社は、施設・設備などのハード面はもとより、個人の行動や必要な情報の周知といったソフト面での事故対策にも力を入れています。特に「安全衛生が企業文化として定着し、事故が起きない状態」を目指す“事故ゼロ”への取り組みに注力しています。入社時の安全教育をはじめ、KYT（危険予知トレーニング）、事故ゼロを実現するためのディスカッションなど、積極的に安全について考える機会を設けています。

このほかにも、安全で快適な職場環境を実現するための安全衛生委員会を、国内外の全拠点で毎月開催しています。委員は、各職場をパトロールして安全に優れた工夫や改善点を記録し、安全衛生委員会で報告しています。また、労災事故が発生した際は、該当部門による事故対策の立案後、安全衛生委員会にてその対策の妥当性や水平展開について議論しています。事故の大小に関わらず全従業員へ事故内容の共有と対策実施を徹底しています。

事故ゼロへの取り組み例として、2016年度より「社内運転免許制度」を導入しています。公的免許を取得している従業員であっても、業務上で運転が必要な場合には、社内運転免許の取得を必須としています。2019年度からは社内運転免許を更新制とし、毎年、独自の座学テストを実施することで、一人一人の安全意識の維持と運転行動の見直しにつなげています。

事故ゼロを実現するためには、従業員一人ひとりの安全意識の向上が欠かせないことから安全教育を行っています。
近年特に力を入れているのが、カスタマーエンジニアに対する装置メンテナンス時の安全教育です。国内および海外の現地法人全てに対し、同一基準の安全教育を実施しています。
グループ全体で事故ゼロを実現すべく取り組みを進めています。