企業として組織力を高め進化していくためには、企業理念やビジョンに基づいた戦略の遂行だけでなく、遂行する能力を高めていくことも不可欠です。ディスコでは2003年以降、PIMという業務改善活動を海外も含めた全社で日常的に推進することで、組織としての実行力・改善力を日々高めています。PIMは、業務を通じて得た気づきからメソッドチェンジ(改善案)を生み出し実行し、組織が進化し続けていくことを目的としています。2012年からは対戦形式でメソッドチェンジの)発表を実施しています。発案者同士が「PIMコロシアム」という専用スペースで、限られた時間・資料を駆使して発表し合い、経営陣と従業員によるWillの投票によって勝敗が決まります。発案者は勝つための良質なメソッドチェンジを考えるアイデア力を鍛え、発表者はより多くの賛同を得るためのプレゼン力を磨きます。投票に自分のWillを用いるため、聴講者はより真剣に観戦し、優れた改善案を見極める力が磨かれていきます。PIM活動を継続することで、従業員は日々工夫を重ねていきます。それぞれの能力を磨いていくことで強い組織づくりが進み、企業としての進化につながっていきます。
「PIM」についての説明は、こちらもご参照ください。