品質マネジメントシステム

全社で取り組む品質方針

品質方針は、当社の企業理念であるDISCO VALUESの体系の一つであり、品質マネジメントシステムの頂点に位置するものです。

品質方針は、あらゆる企業活動を、国際的標準となるような技術・サービスを提供する企業として、相応しいレベルに高めていこうという意味があります。これには、適用される要求事項を満たすこと、及び品質マネジメントシステムの継続的改善を含みます。
その結果、社会やステークホルダーから、良き企業市民、良きパートナーとして歓迎される存在を目指しています。

品質方針の達成を確実にするために

私たちディスコは、品質方針の達成を確実にしていくため、ISO9001の要求事項に基づく「品質マネジメントシステム」を構築し、これを維持すると共にシステムの有効性を常に監視／測定し、継続的改善に取り組んでおります。

ディスコでは製品に携わる直接部門のみならず、これらの組織を支援する間接部門も「品質マネジメントシステム」の認証組織としています。これら間接部門も継続的改善を推し進め、質の高い業務を実現させることで最終的には製品品質の向上につなげ、お客さまにより一層高い満足を提供することを目指しています。
海外のお客さまとの窓口となる海外法人も同様にISO9001の認証取得を受け、継続的な改善に努めております。

ISO9001登録証
https://www.disco.co.jp/jp/activity/quality/registration.html
ディスコグループのISO9001登録状況と登録証を公開しています。

プロセス体系図

ディスコでは品質マネジメントシステムの運用に必要なプロセスを体系的に定めています。
お客様のニーズや期待にあった製品を供給するために日々このプロセスをくり返しています。

ディスコのグローバル品質マネジメントシステムによるExcellenceへのコミットメント

ディスコのGlobal Quality Management System（グローバル品質マネジメントシステム、以下「 GQMS」）は、ディスコのExcellenceへのコミットメントの礎であり、ディスコの製品及びサービスが世界中で最高水準を満たすための体制を指します。Global Quality Director（グローバルクオリティディレクター、以下「GQD」）はGQMSの構築、実施、維持、継続的な改善を監督し、すべての拠点を統括します。ディスコのGQMSは、全地域の品質保証プロセスを調和させ、一貫性、信頼性、顧客満足度を向上させる品質への統一的なアプローチを実現することを目的としています。

この仕組みにおいて、各海外拠点のQuality Assurance Specialist（品質保証スペシャリスト、以下「QAS」）は、各地域の事情に合わせたグローバルな品質方針と活動を実施する責任を担っています。この協力的な取り組みにより、DISCOのグローバル基準が現地で確実に満たされ、全体的な一貫性を達成しながらも、地域特有の要件に対応することが可能になります。GQDを通じて、経営とQASはオープンなコミュニケーションラインを実現し、このプロセスを促進しています。尚、活動を継続的に監視・評価することで、課題を特定・解決し、顧客や市場のニーズの変化に合わせてGQMSを確実に進化させています。

自動車産業の固有要求事項に準拠した品質マネジメントシステム

ディスコでは精密加工ツール(ダイシングブレード、グラインディングホイール及びドライポリッシングホイール)の主要品種において、IATF16949に準拠した品質マネジメントシステムを構築しています。より厳格な品質管理を実践することで、高品質な製品をお客様に提供し続けます。
*車載部品及びそれらの材料メーカーでないディスコではIATF16949認証が不可能なため、品質マネジメントシステムにIATF16949要求事項を適用し、ISO9001認証を取得しています。

IRCA(国際審査員登録機関)とのパートナーシップ