当社は、BCM(Business Continuity Management)体制構築の一環で二拠点生産を推進しています。
二拠点生産とは、広島事業所と長野事業所の両拠点で同一製品を生産することです。
同一製品を二拠点で生産することで、一方の拠点が被災しても、もう一方の拠点から生産・出荷を可能とします。
お客様が安心してどちらの拠点からも製品をお選びいただけるよう、アウトプットが同等であることは当然ながら、生産に必要な一連のプロセスが同等であることを保証する体制づくりに取り組んでいます。
下記取り組みによって、二拠点が同等プロセスで生産していることを評価し、品質と供給の安定に努めています。
同一製品を生産している他拠点の技術専門家立ち合いのもと、IRCA登録審査員資格保有者※が行います。 品質マネジメントシステムだけでなく、専門的な観点からもプロセス同等性を評価し、認定しています。 また、当社はIRCAに内部品質監査の有効性を認められており、厳格な評価体制を構築しております。
※IRCA登録審査員資格保有者:国際的にマネジメントシステム監査の力量を認定された弊社監査員
対象製品をISO9001の適用範囲に追加し、二拠点とも第三者機関の認証審査を受けています。
審査の結果により、ISO9001登録証を更新しています。
新規認定と同様の手法で、定期的に二拠点のプロセス同等性を評価します。 二拠点それぞれのプロセス変更による差異やばらつきを抑止し、同等性を維持しています。 また、毎回異なる資格者が評価することで評価の客観性を確保しています。