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4CHカット

アプリケーション加工実例

4CHカットとは、樹脂基板加工時に発生するチップのコーナーバリ低減に有効なカット方法の一つです。

バリ発生のメカニズム

ワークをカットした際に、ブレード回転方向へコーナーバリが発生します。

バリ発生メカニズム
Fig.1 バリ発生メカニズム(横から見た図)

4CHカット方法(全てダウンカットでおこないます)

  1. 0°→90°(CH1→CH2)

    カットしチップ化した際に、ブレード回転方向へコーナーバリが発生します。

    CH1→CH2
    Fig.2 CH1→CH2
  2. 0°(CH3)

    CH1でカットしたラインを下図のように空切りすることで、CH2でカットしたコーナー溝の方向にバリが移動します。

    CH3
    Fig.3 CH3
  3. 270°(CH4)

    さらに、CH2でカットしたラインを下図のように空切りすることで、バリは削り取られます。

    CH4
    Fig.4 CH4

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