アプリケーション加工実例
チッピングが発生しやすいガリウム砒素の加工に関してご紹介します
ガリウム砒素(以下:GaAs)のダイシングは、一般的には以下のような傾向があります。
GaAsの加工における結晶方位の影響の確認方法、一般的なブレード仕様、加工条件をご紹介します。
標準的なブレード(ブレード仕様の項目を参照ください)を使用し、結晶方位の影響を以下の手順で確認します。
ただし、結晶方位を45ºずらしてパターンが付いている場合は、どちらのチャンネルもチッピングは同等レベルになります。
【ブレード仕様】
粒径 | #4000~#5000 |
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集中度 | 70、50 |
ブレード品種例 | ZH05 SD4800-N1-70 BB |
【加工条件】
送り速度 | 1~10 mm/s |
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S/P回転数 | 20000~30000 rpm |
切り込み深さ | テープへの切り込み深さは浅い方が裏面チッピング品質が改善されます。 |
結晶方位の違いにより、ch1とch2の加工ラインでチッピングサイズが異なっています。
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