アプリケーション加工実例
TAIKOプロセスとは、当社が開発したウェーハバックグラインディング技術です。ウェーハ裏面外周部を3 mmほど残して内側のエリアのみを研削することで、反りによる割れや欠けを防止します。
今回はTAIKOウェーハの応用例として、搬送治具として使用できるTAIKOウェーハをご紹介します。
Fig.1のように、ウェーハ径に対し小口径のホイールを使用すると、TAIKOウェーハに太いリング部が残ります。このウェーハの内側エリアを“器”のように使用することで、4インチや6インチのウェーハでも、8インチウェーハとして搬送できます。
これにより、ウェーハ径毎に搬送部品を変更することなく、異なる径のウェーハを取り扱うことができます。
Fig.2は、実際に8インチウェーハを小口径ホイールで加工したものです。リング部の太さはおよそ25 mm、内側エリアの直径はおよそ150 mmとなっています(DAG810 TAIKO仕様により加工)。
TAIKOプロセス
https://www.disco.co.jp/jp/solution/library/grinder/taiko_process.html
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